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古い船をいま動かせるのは古い文法じゃないだろう

 投稿者:久保AB-ST元宏  投稿日:2017年10月21日(土)01時23分47秒
  通報 返信・引用 編集済
  When The Night, Mr.中野真吾 said right♪

>これが今の現実そのままであるならドキュメンタリーであるはずで、
劇映画であるからには、現在ある実体の向こうの、監督が見ようとしているものが作りこまれているはず、それがぼくには見えない

■つまり、この映画『ローサは密告された』は今までの映画の文法とは違う文法を使っている、ってことですよね。
そこがスゴイところで、そこが私が中野さんに体感していただきたかったところですので、まずは作戦大成功(?)♪です(笑)。
我々は、息を吸う手法から、自動車を運転する時のブレーキの深さを決める手法まで、いつの間にか多くの手法を無意識のままに使っています。
ところが、どーしても世間との違和感から逃げられない「根の暗い話」を抱えて生きている者どもには、それが自同律の不快でもあるのですよね。
■ご指摘の通り、この映画を観る者は「劇映画」であることを知っていながらも、観はじめると、「あれ?これってドキュメンタリー?」と感じてしまいます。
それは俳優たちのあまりにも自然な動きや、手持ちカメラのリアルさが準備しているのですが、
カメラがパトカーの中に入った瞬間に、「あ。そ、そ、っかー、これ、劇映画だったよね(微苦笑)。」と暗闇のおひとり様プチ反省会。
そしてラスト、主人公が解決を得て家族のもとへ急がねばならない時に、
路地の屋台に入り、日本人には謎なジモティー・ソウル・フードを無言のまま&立ったまま、すごい勢いで食べ始める迫力。
この迫力は、私が子供のころにテレビの『ウルトラQ』を椅子の後ろに隠れながら観たことを想い出させてくれました。
まぁ、そーゆー意味じゃ、最後のシーンは、ある意味(?)怪獣映画かもしれません。
それは、優れたホラー映画が、観る者の精神の中に入って来るよーなものなのでしょう。
そのリアル感は、この映画が最後の最後に、この映画は、やっぱ、新型のドキュメンタリーであるっー宣言を暗闇の客席にぶちまけた瞬間を創造していたと思います。
主人公の最後の立ち喰い姿は、社会の理不尽さから逃げなかった者だけがまっすぐ感じることができる憤り、なのでしょう。
ただ、そう分析してしまうことが、恥ずかしくなってしまうほどの、魅力的な得体のしれなさが、この映画にはあります。
何を見せられるかが事前に分かっているショーよりも、分からないショーのほうが、ちょっと怖いけれど素敵(by.チャクラ)?
そして、実はドキュメンタリーの定義って、それだと私は思うのです。
だから、ドキュメンタリーと劇映画の分類分けのはざまでゆらぐ中野さんの映画体験は、貴重だったと思う私なのです。
さらに蛇足をもう1本むきだせば、「現在ある実体の向こうの、監督が見ようとしているものが作りこまれている」のは、
劇映画だけではなくて、ドキュメンタリーも、そーなのです。
原一男だって、NHK『7時のニュース』だって、「現在ある実体の向こうの、監督が見ようとしているものが作りこまれている」のです。
つまりは、すべての表現や報道に客観は無い、ってことです。
んで、それは超☆大前提で、この映画がスゴイのは、劇映画とドキュメンタリーをかき混ぜつくした果てに、観客がマニラの路地に放り投げ出されちまうからでしょう。
その時に、私たちは主人公かもしれないし、裏切った少年かもしれないし、勝ち誇った警官かもしれないし、路地の傍観者かもしれない。
そいつらは、たとえば、今、行われている衆議院議員・選挙との距離の差異ごとに生まれる無数のキャラクターのように日本の路地にも存在している。
だから、私たちは、そのあらかじめ与えられたキャラクターのどれかに当てはまるのではないか?と、いやなあぶら汗をどろりと流すのです。
ですから、私たちは「新しい」映画を観たのです。

>スイス・アーミー・マンですね。配給会社の関係で私どもの館ではできないんです。

■ググれば、配給会社は、天下のジャニーズおかかえバブルなポニー・キャニオン。
私の息子が働く虎ノ門ヒルズのご近所の、あそこか~(笑)。
まぁ、ソレもまたしても「社会の理不尽さ」であり、「社会の理不尽さ」とは実は「おとなの仕組み」である、とゆー不快(笑)。
でも&また&もう一方で、嗚呼、映画って、興行だったんだ~。とゆー想い出し。
かつて学校で映画を上映しようとしたら、「映画は文化ではなく、興行だから。」との理由で拒否られた歴史がありますが、
ヤミ米屋な私には、興行とゆーダークさ(?)も含めて「映画」的♪と、薄笑い♪
■んなら、岡山県でポニー・キャニオンがらみの企業を探して、「中野がプリントしていったゲストブックを」見せればいいじゃん(笑)。
もしくは、ポニー・キャニオンに電話して、「岡山県で上映されないので、自主上映したいのですが~。」「会場は?」「シネマ・クレールを借ります。」
「OK。」みたいな?
会場がシネマ・クレールであっても、上映する主体はシネマ・クレールじゃないから、「配給会社の関係」から自由になれるんじゃね(笑)?

>一番お伝えしたかったのは北海道にもこの館のことを知っている人がいる

■うっふん♪
私なんぞ、人生の中で岡山県のことを考えたのは全部合わせてもまる2日間にも満たないと思うのですが(笑)、お手数おかけいたしました。
で、中野さんも旧知の(?)シネマ・クレールの浜田さんに、今までとは違う角度と文法(!)から会話ができて、楽しかったのでは(笑)?
ところで昨、読み終えた600ページを超える(!)『ミッシェル・ガン・エレファント』(ロッキング・オン、2000年4月28日)の中で、
彼らがデビュー直前に、どじんがギターを弾いていたホーボーズ・ジャングルと一緒にライブ企画を続けていたらしいっす。また、びっくり。
私の中の岡山。・・・って、映画のタイトルみたい。ちゃうか(がくっ。)。

>平井正也なんですが、10月30日のドッグスターは北の大地ツアーの皮切りのようです。
>10月31日札幌161倉庫、11月1日小樽Bar BONZ、11月2日苫小牧Bar old、11月3日札幌カエルヤ珈琲店。

■ああ。いい店は、いい表現者を探し出すのが上手ですね。
札幌『カエルヤ珈琲店』のブログをさっそく見たら、いい感じで平井正也を押していました♪
そうそう、
今回、落語を私にけしかけた芦別市のライブハウス『ROCK HOUSE DYLAN』のマスターに平井正也の話題を振ったら、こんなお返事。

2017年10月5日(木)12:44Pm「平井正也自体は知りませんが、マーガレットズロースは、高田渡周辺でよく名前を聞いています。
中川五郎さんと一緒にやったり、渡さんのカヴァーをやったりしてますね。
行けたらぜひレポート提出お願いします(^^)v」

さらに、間髪入れず、お調べになられたよーで。

2017年10月5日(木)3:38Pm「平井正也、いいですね。平井正也(マーガレットズロース)インタビュー

中野さんからのバトン・リレーが、続いて行きそうです(笑)♪

>北の大地にて大兄と、根の暗い話

■あがた森魚がデビュー前、喫茶店で早川義夫の前でギターを弾きながら歌っている静謐な図を想像いたしました(笑)。

http://www.geocities.jp/kyouhanshinbun/index.html

 
 
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