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現実の向こうに見ようとするもの

 投稿者:中野真吾  投稿日:2017年10月15日(日)23時18分29秒
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  「ローサは密告された」見ました。見て圧倒されたんですが、実はよくわからんかったんです。
迫力はすごい。写される一つ一つが、紛れもない現実であろうと思わせる。あの奇怪な取調室(本来の警察署との関係は文字どおりわからなかったんですが)、そこで急きょ催される宴会、都市スラムの雑踏からなぜか生み出される5万(ペソ?)、何より主演のジャクリン・ホセの視線の強靭さ。願望も憎しみも映らない、ただ現実と可能性だけを凝視している視線の強靭さは、強く印象に残りました。
それでは何が、と言えば、これが今の現実そのままであるならドキュメンタリーであるはずで、劇映画であるからには、現在ある実体の向こうの、監督が見ようとしているものが作りこまれているはず、それがぼくには見えないということかなと思うわけです。1日半ほどの時間の中で人の生き死にに関わりかねない「小」事件が起こり、裏切りやら暴力やら男娼やら融通やらがあって、かき混ぜられた油の海のようにすぐ元の姿にねっとりと戻っていく。ぼくにはそう見えるのですが、その現実を写し取ること自体が、その先にある何かを指し示しているということなのでしょうか。その場にいるものには明らかに見えていて、ぼくには見えていないということかもしれませんが。
とはいえ、圧倒的な何かを見せられたということは確かです。ありがとうございました。

行った機会にシネマ・クレールの浜田さんに話しかけてみました。
中野「ぼくはあまり映画を見ない者ですが、知人に勧められて先日からお宅で何本かの映画をうんぬん」
浜田「どんな映画を勧められたのですか」
中野「『ローサは密告された』とか『彼女の人生は間違いじゃない』です。今回実は、とてもいい映画があるけど岡山で上映予定がないので、シネマ・クレールでやってもらえと言われましてうんぬん」
浜田(中野がプリントしていったゲストブックを一目見るなり)「スイス・アーミー・マンですね。配給会社の関係で私どもの館ではできないんです。人気も出ているみたいなんですが、うちでは難しいですねぇ」
中野「あ、それわかりました。いや、一番お伝えしたかったのは北海道にもこの館のことを知っている人がいるということで(以下意味不明瞭の発言少し)」
悪い癖であわてて肝心のところを抜かして話したため、浜田さんには何のことかわからなかっただろうと思います。

ところで平井正也なんですが、10月30日のドッグスターは北の大地ツアーの皮切りのようです。10月31日札幌161倉庫、11月1日小樽Bar BONZ、11月2日苫小牧Bar old、11月3日札幌カエルヤ珈琲店。ご参考までに。

>我々は直接に会う以上の出会いを深めていますね
   ↓
ありがとうございます。しかしぜひ一度はお会いしたい!わたくし、いまだ津軽海峡を越えたことがないんですが、いつか北の大地にて大兄と、根の暗い話をしたいものだと思っております。
 
 
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