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単独者

 投稿者:中野真吾  投稿日:2017年 9月 4日(月)22時37分2秒
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  先日、「一匹狼の文化人on岡山」という本が出ました。岡山で長年音楽や映画や演劇に関わってきた四人の人のインタビュー集で、写真はその表紙です。左下の人がシネマ・クレールの浜田高夫さんです。
ここで紹介したいのが左上の人で、能勢伊勢雄さんといいます。1974年にライブハウスPEPPERLANDをスタートさせ、そこを根城に音楽、漫画、映画、写真、ありとあらゆる分野に切り込んで行き、今も行きつつある人です。能勢さん夫妻は、言ってしまえばここ何十年にもわたって岡山のわけのわからん連中のゴッドファーザーとゴッドマザーです。
ぼくにとってペパーランドは友部のライブを初めて見た場所であり、早川義夫を知った場所であり、同人誌を置いてもらい8ミリ映画を上映してもらい、真崎守についてしゃべらせてもらい顔を見れば声をかけてもらい、ガロであり宮沢賢治でありコーヒーでありカレーであり…本当に頭が上がりません。
能勢さんは教養の範囲が無茶苦茶に広く深く、偏っており、残念ながらぼくなどには何を言っているのかわからないことも多いのですが、インタビューの中にとてもいい部分があったので無断引用します。
「私はクラシックとか現代音楽を聴きまくることはあえてしない。なぜかと言ったら、一番スノッブな、大衆的な、まあ俗にいえば下衆な音楽のなかにこそ、次の時代を変えていく力が一番鮮明に現れるからです。それは価値付けられてない、あるいは評価が乏しい、そうであればあるほど霊的な力に敏感です。その理由は、下衆な音楽をささえている人がやっぱり弱い人々だからなのです。弱いものに宿っているものが次の時代を変えてゆきます」
 
 
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